日本労働組合総連合会福島県連合会会長からのメッセージ

魅力ある職場づくりは時代の要請

 戦後の復興から高度経済成長を経ながら自立した経済力のもと、今日まで大きな成長と発展を遂げてきた日本ですが、その背景には、日本人特有の勤勉さと団体主義の強さ、そして仕事に対する探究心など、言い換えれば仕事人間であることが成長・発展の要因であったと思います。

 

 しかし、1985年の派遣法施行と改正、バブル経済の崩壊以降の雇用情勢の変化、さらには経済のグローバル化や少子高齢社会の進展など、若年層を中心に価値観の多様化は一層拡大し、一方では世代ごとの夫婦観も多様化していることは言うまでもなく、確実に人々の意識は大きく変化しています。

 

 このような社会全体の変化に対し、労働と生活の環境と条件は男性中心の考え方から脱却しきれず、男女共生や協同の時代を阻害するものとなっています。特に、非正規社員の立場は正社員とは異なり、既婚者の場合、家庭の事情よりも仕事を優先せざるを得ない環境になっていることは、全ての社会問題に直結するものと思います。会社のあり方も顧客満足度の向上から、従業員満足度の向上に移り変わっていることは、必然的に時代が求める要請であり、まさに共同と共生の時代であると思います。

 

  新たな経済環境のなかで、経営の存続という大きな課題と、ともに優秀な人材の確保と有能な社員づくりが重要となるだけに、魅力ある職場づくりは経営の根幹になるべきものと思います。そのためにも、福島県政労使会議が先導的役割を果たしていかなければならないと思います。

 

 日本労働組合総連合会福島県連合会 会長 今泉 裕 

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